ハンサムといなたい騎士団
エキサイトブログが比類なきゴミであったがためにパーフェクトマックスに仕上げた完璧記事が消滅してしまい、そのあまりのショックからクズ運営に1500円儲けさせてしまったメランコリーサッドハンサムな俺。
しかしそんな俺のハートを慰撫するかのごとく、続いて発生したのは実に嬉しい事件であった。

例のハンサムとイケメンの区別もつかないともすれば監禁王子あたりにころっと飼われてしまいそうなほど教養のないアークビショップの彼女が、このグレートハンサムになにか貢ぎ物を用意してくれているというのだ。ハンサムな俺はそのプレゼントとやらがB型肝炎や新型インフルエンザや鼠径リンパ肉芽腫ではないことを願いながら、倉庫にいった彼女が戻ってくるのをわくわくしながら待ち続けた。

はたして、彼女の用意してくれたプレゼントとは小悪魔agehaのバックナンバーでも大量購入して処分に困ったAKB48のシングルでもあるいは坂東眞砂子の死国(あれはひどすぎるほどひどい小説だった)でもなく、ホルグレンの良心設定ギリギリまで精錬されたなめとこマタギ弓であった。ただでさえ物資の不足したNorn鯖において、オリデオコンは供給に対して需要の高すぎるアイテムだ。精錬代金だってレベル3武器ともなれば決して安くはない。なんとも実にありがたい。

このように、あまりの教養のなさから家では両親にため息ばかりつかせている彼女だが、しかし場末のコンパニオンのような衣装の向こうにはメガカインドネス優しい心を宿している人物なのである。
このブログを読んでくれている七人くらいの見る目ある読者諸兄も、彼女が臨時広場で落ちているのを見掛けたら是非拾ってあげて欲しい。

その晩、ハンサムな俺は早速そのブランニュー最強ウェポンと溢れる人望とカリスマ性を仲間どもに自慢することにした。


ハンサムは受けた恩義を決して忘れない生き物なのだ。


まぁネカマが骨髄提供者にも中指を押っ立てるようなメガ恩知らずな人種であることはいまや誰もが知る常識だが、ともかく、ハンサムな俺はちょうどその場に居合わせたネカマを誘って自分のムテキぶりを確認する狩りに赴くことにした。どこに出掛けるか悩んでいると折良くカネア姉ちゃんが帰還したので、狩り場は騎士団に暫定決定。
出発に向けて準備をしているとさらに二人がお供をしたいと申し出た。これも俺があまりにもハンサムだからだ。

人数が増えたのでハンサムな俺は狩り場のランクをひとつ上野(誤植ではない)ものにしてみようかと提案したのだが、全員が全員夕飯のリクエストを聞かれた中学一年の娘みたいな反応を示しやがったので、結局狩り場は騎士団のまま据え置きとなった。

とりあえずメンバーの紹介から行こう。
パワーストロングハンターの俺とネカマのハイプリの紹介はもう済んでいるはずなのでその他を一人ずつ順番に。まずはこの人もそろそろおなじみとなりつつあるダグトリオの三匹にそれぞれサジ・マジ・バーツと命名しているのが玉に瑕のカネア姉ちゃん、つぎに白鯨のエイハブ船長よろしくエンジェリングに粘着しまくっているストーカーパラディンのセリさん、それから俺じゃないほうのもう一人のハンターは友達がスリッパしかいなくてよく壁と話してるのを見掛ける孤独罠師のMINMIちゃん。
今回も総勢5人、しかしこのバランスの良さはどうだろう。これじゃまるでまともなパーティーみたいである。そしてさらに付け加えるならば、この集団にはノルンナンバーワンのビッググレートハンサムが参加しているというメガウルトラアブソリュートなアドバンテージがある。この日、彼らは鯖一番の幸せ者であったといっても過言ではあるまい。

目的地の2Fに到着する前にまずはレイドが鎧をドロップさせる。時間にして狩りの開始からものの150秒ほどだ。ハンサム様の到来に騎士団中が、ひいてはグラストヘイム全体がざわついているのが肌で感じられる。

いただいた+5なめとこマタギ弓も絶好調。ある程度の湧きならばほとんどなんもしないうちにお供のものどもが殲滅してしまうほど絶好調。このあまりのムテキ最強ぶりにハンサム様はちょっと物足りなさを感じもした。

開始10分ほどではやくもカードまで落ちる。
あまりにもハンサム過ぎる俺にせっかちなレイドアチャが名刺を押しつけてきたのだ。弓手同士どうぞよしなにというアレなのかもしれないが、こいつからもらっても本当に押しつけられたという感しかないから困る。
ゴミカードを出すと実際的なマイナスがあるわけでもないのになぜか損をした気分になる。いままで貯めていたレア運を無駄に放出してしまったような損失を感じるのだ。
ハンサムな俺がこう言うと、にゃわわんは「私のレア運じゃないはず」とそうほざいてくれた。
なにが言いたいかというと、つまりアイツはまじでゴミのようなゴミなのだ。

お前の部下にしつこくつきまとわれて困っていると苦情を入れると、今度は直属の上司が名刺を持参して詫びを入れに来た。海のように心の広いオーシャンジェネロシティーハンサムな俺はもちろん快く許してやることにした。もちろんこれは俺のレア運とハンサムさが呼び込んだカードである。一枚目はにゃわわんかMINMIちゃんあたりのだろう。

ちょっと肝の冷えるこんな状況もハンサム様のムテキサイキョウぶりを発揮するチャンスでしかない。
ssをとったときの硬直のせいでオールスター感謝祭でのしょこたん部長みたいな突っ立ち方をしているのがちょっと気になるところだ。こういうぼっちオーラはむしろMINMIちゃんにこそ似合うのだが、その彼女はかっこよくDSを決めているのだから世の中は実に理不尽なものである。

つか殲滅終わったらレイドc出てた。もちろんこれも俺のレア運である。
時間も遅かったのでこの後すぐに引き返すことになったが、一時間十五分ほどの狩りでカリツ、レイド、レイドアチャと実に三枚ものカードが出たことになる。

そいつは末恐ろしいほどのナイスガイであらゆる神から愛されているヒロイックスーパーハンサムに違いないな!誰だか知らないけど!!
しかしそんな俺のハートを慰撫するかのごとく、続いて発生したのは実に嬉しい事件であった。

例のハンサムとイケメンの区別もつかないともすれば監禁王子あたりにころっと飼われてしまいそうなほど教養のないアークビショップの彼女が、このグレートハンサムになにか貢ぎ物を用意してくれているというのだ。ハンサムな俺はそのプレゼントとやらがB型肝炎や新型インフルエンザや鼠径リンパ肉芽腫ではないことを願いながら、倉庫にいった彼女が戻ってくるのをわくわくしながら待ち続けた。

はたして、彼女の用意してくれたプレゼントとは小悪魔agehaのバックナンバーでも大量購入して処分に困ったAKB48のシングルでもあるいは坂東眞砂子の死国(あれはひどすぎるほどひどい小説だった)でもなく、ホルグレンの良心設定ギリギリまで精錬されたなめとこマタギ弓であった。ただでさえ物資の不足したNorn鯖において、オリデオコンは供給に対して需要の高すぎるアイテムだ。精錬代金だってレベル3武器ともなれば決して安くはない。なんとも実にありがたい。

このように、あまりの教養のなさから家では両親にため息ばかりつかせている彼女だが、しかし場末のコンパニオンのような衣装の向こうにはメガカインドネス優しい心を宿している人物なのである。
このブログを読んでくれている七人くらいの見る目ある読者諸兄も、彼女が臨時広場で落ちているのを見掛けたら是非拾ってあげて欲しい。

その晩、ハンサムな俺は早速そのブランニュー最強ウェポンと溢れる人望とカリスマ性を仲間どもに自慢することにした。


ハンサムは受けた恩義を決して忘れない生き物なのだ。


まぁネカマが骨髄提供者にも中指を押っ立てるようなメガ恩知らずな人種であることはいまや誰もが知る常識だが、ともかく、ハンサムな俺はちょうどその場に居合わせたネカマを誘って自分のムテキぶりを確認する狩りに赴くことにした。どこに出掛けるか悩んでいると折良くカネア姉ちゃんが帰還したので、狩り場は騎士団に暫定決定。
出発に向けて準備をしているとさらに二人がお供をしたいと申し出た。これも俺があまりにもハンサムだからだ。

人数が増えたのでハンサムな俺は狩り場のランクをひとつ上野(誤植ではない)ものにしてみようかと提案したのだが、全員が全員夕飯のリクエストを聞かれた中学一年の娘みたいな反応を示しやがったので、結局狩り場は騎士団のまま据え置きとなった。

とりあえずメンバーの紹介から行こう。
パワーストロングハンターの俺とネカマのハイプリの紹介はもう済んでいるはずなのでその他を一人ずつ順番に。まずはこの人もそろそろおなじみとなりつつあるダグトリオの三匹にそれぞれサジ・マジ・バーツと命名しているのが玉に瑕のカネア姉ちゃん、つぎに白鯨のエイハブ船長よろしくエンジェリングに粘着しまくっているストーカーパラディンのセリさん、それから俺じゃないほうのもう一人のハンターは友達がスリッパしかいなくてよく壁と話してるのを見掛ける孤独罠師のMINMIちゃん。
今回も総勢5人、しかしこのバランスの良さはどうだろう。これじゃまるでまともなパーティーみたいである。そしてさらに付け加えるならば、この集団にはノルンナンバーワンのビッググレートハンサムが参加しているというメガウルトラアブソリュートなアドバンテージがある。この日、彼らは鯖一番の幸せ者であったといっても過言ではあるまい。

目的地の2Fに到着する前にまずはレイドが鎧をドロップさせる。時間にして狩りの開始からものの150秒ほどだ。ハンサム様の到来に騎士団中が、ひいてはグラストヘイム全体がざわついているのが肌で感じられる。

いただいた+5なめとこマタギ弓も絶好調。ある程度の湧きならばほとんどなんもしないうちにお供のものどもが殲滅してしまうほど絶好調。このあまりのムテキ最強ぶりにハンサム様はちょっと物足りなさを感じもした。

開始10分ほどではやくもカードまで落ちる。
あまりにもハンサム過ぎる俺にせっかちなレイドアチャが名刺を押しつけてきたのだ。弓手同士どうぞよしなにというアレなのかもしれないが、こいつからもらっても本当に押しつけられたという感しかないから困る。
ゴミカードを出すと実際的なマイナスがあるわけでもないのになぜか損をした気分になる。いままで貯めていたレア運を無駄に放出してしまったような損失を感じるのだ。
ハンサムな俺がこう言うと、にゃわわんは「私のレア運じゃないはず」とそうほざいてくれた。
なにが言いたいかというと、つまりアイツはまじでゴミのようなゴミなのだ。

お前の部下にしつこくつきまとわれて困っていると苦情を入れると、今度は直属の上司が名刺を持参して詫びを入れに来た。海のように心の広いオーシャンジェネロシティーハンサムな俺はもちろん快く許してやることにした。もちろんこれは俺のレア運とハンサムさが呼び込んだカードである。一枚目はにゃわわんかMINMIちゃんあたりのだろう。

ちょっと肝の冷えるこんな状況もハンサム様のムテキサイキョウぶりを発揮するチャンスでしかない。
ssをとったときの硬直のせいでオールスター感謝祭でのしょこたん部長みたいな突っ立ち方をしているのがちょっと気になるところだ。こういうぼっちオーラはむしろMINMIちゃんにこそ似合うのだが、その彼女はかっこよくDSを決めているのだから世の中は実に理不尽なものである。

つか殲滅終わったらレイドc出てた。もちろんこれも俺のレア運である。
時間も遅かったのでこの後すぐに引き返すことになったが、一時間十五分ほどの狩りでカリツ、レイド、レイドアチャと実に三枚ものカードが出たことになる。

そいつは末恐ろしいほどのナイスガイであらゆる神から愛されているヒロイックスーパーハンサムに違いないな!誰だか知らないけど!!
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by norndandy
| 2010-08-04 21:25
ハンサムと爆発とライ麦畑



どんな腐った世界にも見る目のあるヤツはちゃんといるんだな。
その日、あまりにもハンサムな俺はいっそのこと商人も作ってしまおうとそう思い立った。
我がストロングパワーハンターはそれなりにムテキではあるのだが、しかし行ける狩り場がジオ園とスリッパマップに限られてしまっており、有り体にいってちょっと飽きがきていたのだ。

それにすごくてかっこいいスーパースペシャルレアカードも引き当てたしな。
ともかく、経験値三倍と持ち前のハンサムさで瞬き三回のうちに一次転職を果たした我がロリータキュートマーチャントは、ゆとりアカデミーにて例のゲイ・ヒッピー・ハットを入手し、さっそく同アカデミー内に設けられたゆとりダンジョンへと出陣した。

このダンジョンにはメガ甘やかしプレートという軟弱きわまりない物件が設置されており、10分間に一度のHP・SPのフル回復と、さらには武器への属性付与も行える。これを活用することでネカマの手垢のついたゴミのようなマインゴーシュでもヨーヨーやスモーキーが楽々狩れるようになる。やはり時代は変わったのだ。そういやあのマインゴーシュ返す前に無料期間おわっちまった。めんご。

若干の打たれ弱さを(ハンサムはときに儚いものだ)母親的過保護ポーションで補いながらせっせと狩りをしていると、マッハグローウィングハンサムな俺のレベルはもりもりとあがっていく。
しかしハンサムは物考えぬBOTとは違うので、同じ狩り場で延々と狩りをしているとだんだんと飽きが来てしまう。ハイパーストイックハンサムな俺はその忍耐力から実に40分ものあいだ狸と猿の虐待を続けることが出来たが、これが一般人だったならばおそらく最初の15分ですでに精神に異常をきたしていただろう。
俺は自分のことを客観的に見られるあなたとは違うハンサムなので、発狂してライ麦畑に感銘を受けてうっかり鳩山幸あたりをリヴォルヴしてしまう前に仲間に狩り場情報を尋ねることにした。俺のせいであれが再び禁書指定でも受けることになったら、いくらなんでもこないだくたばったサリンジャー先生に申し訳が立たない。へたれの若者が常に言い訳を用意しながらただウロウロするだけのまるっきりなにが面白いのかわからない小説はなんとしても後世に残さなければいけないのだ。

俺は早速狩り場について紳士的に質問してみた。
すると、ハンサム様のこのあまりにも腰の低い態度にみんな感動を抑えることが出来ずに、是非とも狩りにご一緒させてくださいとそう申し出てくれた。あるいはただ流れ的にレベルの合うキャラで遊びに行こうぜってことになっただけだったかもしれないが、ディテールには拘らないのがハンサムの流儀だ。
ともかく、我々はイズ海底神殿4Fへと向かったのだ。

メンバーの紹介をしておこう。
画面左から、まずはこのブログのなんとか7人くらいには増えた読者のあいだではもうすっかりおなじみのネカマのにゃわわん、続いて隣のスパノビは油断しているとビートルズのテープにイエローサブマリン音頭を入れようとしてくるのが玉に瑕のカネア姉ちゃん、画面上部で見切れているのは驚くほど背景に溶け込むのが上手いMOB商人刀鍛冶、一番右がケミを二体も作っている偏執的なあちらちゃん。
総勢5人、全員前衛で支援なし。

まず最初にデスペナの洗礼を受けたのは、名前は伏せるが鯖ナンバーワンハンサムの某商人だった。彼はあまりにもハンサムだったために邪悪な魚介類の注目を一身に集めてしまったのだ。いわばこれスペシャル尊い犠牲と言える。ここがメリケンの映画館ででもあったならばアホ白人どもがスタンディングオベーションを起こしていところだ。

次に死体になったのはヒメ・ネカマ・ローグとマニア・マニア・ケミの二人だった。彼女らはどこかの誰かが愚かにも起爆したイクラ爆弾から逃げ遅れたのだ。ハンサム様は実に嬉しそうだったが、しかし彼がイクラ爆弾を起爆したわけではないことは確定的に明らかである。それだけは間違いない。


・・・イラッ
その後10分ほどはちょっと気を抜くと死にそうではあったもののなんとかだれも転がらずに狩り続けることが出来たのだが・・・


小説
「後ろで大きな爆発音がした。俺は驚いて振り返った。」
ケータイ小説
「ドカーン!俺は振り返った。」
ライトノベル
「背後から強烈な爆発音がしたので、俺はまためんどうなことになったなぁ、とかそういや昼飯も食っていないなぁとか色々な思いを巡らせつつも振り返ることにしたのである。」
宮澤賢治
その時ふたりの後ろの方でどぉと烈しい音がしました。ジョバンニが驚いて振り返ると地面の一部が空にすいこまれるように抛り出されて煙が柱のように立つのが見えました。目をこらすとその柱のようになった煙はひとつひとつが黒々とした金剛石の粒なのでした。「発破だよ、発破だよ。」カムパネルラはこおどりしました。
J・D・サリンジャー (野崎孝)
「後ろからインチキ臭い爆発音が聞こえたんだよ。僕は振り返ろうとしたんだけど、そんなことをしたら僕はげえげえ吐いてしまうよ。爆発音の十中八、九は反吐が出るようなカスなんだぜ、本当に。」
村上春樹
「後ろでシュワルツシルト・アルフィエーリの文章を思わせるような繊細な爆発がした。ステンレス・スティールの上にあるライト・スタンドとペーパー・クリップをクローゼットにしまいガソリンの味がするコーヒーを飲み干し後ろを振り返った。やれやれ、と僕は思った。」
とりあえず今回の教訓は二つある。
ひとつは爆発は大変危険が危ないということ。
もうひとつは『ライ麦畑でつかまえて』を読むなら若干読みにくいきらいはあるが村上訳よりも野崎訳を選んだ方が味があっていいということ。
これだけは是非とも覚えてから帰って欲しい。
#
by norndandy
| 2010-07-29 06:03
ハンサムと縮んだ廃人

マックスヘビー廃人のにゃわわんが光って縮んだ。土曜日のことだった。
キャラを作ってから一週間ちょいだと言っていた。
いくら経験値三倍だからと言ってそのペースはちょっと隣り合わせの廃と青春を体現しすぎているような気もするが、しかし街に繰り出せばさらなるナチュラル・ボーン・アディクトはいくらでもいる。
ここはそういう世界なのだ。

うーむ、渇いた笑いしか出てこない。
とりあえずROがもはや社会復帰の叶わぬ廃人どものホスピス(終末医療施設)であることは脇に置いておいて、ともかく、超絶頼りになりすぎるジェントルテンダーハンサムの俺は、一人ではろくにレベルもあげられない悲しくなるほど脆弱で育ちの遅いハイアコをサポートしてやることにした。
いくら相手がネカマで廃人で自分のことをハーフ犬猫だと思いこんでいる気狂いだとしても、ハンサムは受けた恩義を決して忘れない生き物なのだ。俺のスペシャルアシスタンスサポートでマッハでハイプリにまでなったにゃわわんは、きっとハンター育成を手伝っていた僥倖を神に感謝することになるだろう。
我々はさっそくジオ園に向かった。

にゃわわんと公平組んだアチャの視線が漂白剤使ったのかってほどホワイトだったのが若干きつくはあった。

一次職最強の火力を誇るアーチャーがジオを次々に屠り、二人は順調にLvUpを重ね、

ハンサムも自分の仕事をプロフェッショナルにこなし、

そしてネカマだけが醜態を晒す。
この様だとハイプリになれるのはいつになるのかとハンサムな俺は村上春樹的にやれやれと思ったのだが、しかしそこは廃人の話だ。


僕はこの狂った世界で何をしているのだろうかと、ハンサムな俺はそのイメクラピンクの衣装を見ながらそう思った。明くる日曜のことだった。
#
by norndandy
| 2010-07-28 06:11
ハンサムとトランスフォーマー

あまりにもハンサムな俺がその日も颯爽とスタイリッシュに涼しげに格好良く歩いていると、東カプラの付近で一体のトランスフォーマーと遭遇した。クールクレバーハンサムな俺はものの80秒ほどでそれが噂のメカニック様であるという秘密<シークレット>を見抜いたわけだが、メカニックというかもうどう見ても彼本人がメカそのものである。
彼は身体こそ血の通わない機械化人間ではあるものの、心根は実に優しい、山のようにおおらかな男だった。
ハンサムな俺がこの出会いをブログでネタにさせて欲しいと頼むと、彼は二つ返事で快諾してくれたばかりか『楽しみにしています』とまで言ってくれた。サイン色紙の名前を間違えた永井豪に何も言わないであげた大槻ケンヂくらいいい人である。

いやまぁ中にはちゃんと生身の肉体を持つ、どちらかといえばむちゃくちゃ病弱そうな操縦者がちゃんといたわけだが。

ともかく、もしも再び出会うことがあれば、今度はその仮面の下に隠された素顔も暴かせていただきたいものだ。
見てくれていることを願いながらこの場を使ってお礼を申し上げるぜ。ありがとうメカニックのおにい・・・おにいさんでいいんだよな? とにかくありがとう!
#
by norndandy
| 2010-07-28 02:30
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